
野球肘の診療
池尻大橋駅徒歩5分の池尻大橋せらクリニック。投げると肘が痛む野球肘を整形外科で診療します。レントゲン・超音波で骨と靭帯を確かめ、投げ方と体の動きを見直して、段階的に投球へ戻ることを目指します。土曜も診療。
野球肘とは
投げると肘が痛む。成長期の野球選手に多い肘の痛みを、まとめて野球肘と呼びます。
投球の繰り返し(使いすぎ)や投げ方(フォーム)の乱れで、肘の関節や骨、靭帯に強い負担がかかって起こります。とくに中学生から高校生は、骨の端にある成長途中の軟骨(骨端線・成長板)が傷つきやすい時期です。痛みを我慢して投げ続けると、将来、肘の働きに障害が残ることもあります。
投球の動作では、肘の骨の軟骨がはがれたり、傷んだりすることもあります(離断性骨軟骨炎)。放っておくと将来の関節の働きに影響が残るため、早く見つけることが大切です。
成長期の体は、骨・関節・筋肉・神経のすべてが成長の途中にあります。大人と同じ練習や治療が、かえって負担になることもあるため、成長の段階を踏まえて診ていきます。
こんな時は受診を
- 投げる時、または投げた後に肘が痛む
- 痛みを我慢しながら投げ続けている
- 肩や肘の痛みを何度も繰り返している
当院で行う検査
- 問診と診察: 痛む場所やタイミング、生活への影響をうかがい、関節の動きを確かめます
- レントゲン検査・超音波検査(エコー): 骨の端の成長軟骨や、靭帯の状態を確かめます
- 理学療法士による確認: 姿勢・柔軟性・体の動きを確かめます
- 骨の成熟度の評価: 必要な時は、骨年齢などから成長の段階を確かめます
治療
まず投げないこと: 肘や肩に痛みがある時は、まず「投げない」と判断することが大切です。患部を休ませます。
体の動きの見直し: 理学療法士が、投げ方と体の動きを見ながら運動を指導します。肩や股関節の柔軟性、体幹の安定性、肩甲骨のまわりから体幹・股関節までの連動を整え、肘だけに負担が集まらない動き方を目指します。
投球への復帰: 痛みが落ち着いたら、段階的に投球を再開するよう指導します。
成長期の選手については、親御さんとも情報を共有しながら進めます。
この病気を診る医師
整形外科の医師が診療します。当院には日本整形外科学会 整形外科専門医が在籍しています。
よくある質問
Q. 痛みがあっても、試合が近いので投げ続けてよいですか?
A. 肘や肩に痛みがある時は、まず投げないことが大切です。成長期は骨の端の成長軟骨が傷つきやすく、無理を続けると将来、肘の働きに障害が残ることもあります。
Q. 安静にしていれば治りますか?
A. 患部を休ませるのに加えて、投げ方と体の動きを見直し、肘だけに負担が集まらないようにすることが、繰り返さないために大切です。理学療法士が運動を指導します。
Q. 子どもの付き添いは必要ですか?
A. 成長期の選手については、親御さんとも情報を共有しながら進めます。初めての受診は、保護者の方の付き添いをお願いします。