溶連菌感染症とは
溶連菌感染症は、溶連菌(A群溶血性レンサ球菌)という細菌がのどに感染して起こる病気です。
子どもに多い病気ですが、大人もかかります。くしゃみや咳のしぶき、手についた菌などを通してうつります。
主な症状は、強いのどの痛み、飲み込む時の痛み、熱、首のリンパ節の腫れです。
のどや扁桃が赤く腫れ、白い膿がつくこともあります。
舌に赤いぶつぶつが出たり(いちご舌)、体に細かい赤い発疹が出たりすることもあります。
かぜと違い、咳や鼻水が目立たないことが多いとされています。
ウイルスによるかぜと違い細菌による感染症のため、抗菌薬(抗生物質)による治療を行います。
こんな時は受診を
- のどの痛みが強く、熱がある
- 咳や鼻水は少ないのに、のどだけがひどく痛む
- 家族や職場、学校など、身近に溶連菌にかかった人がいる
- のどが痛くて飲み込めない、水分が十分にとれない
- 口が開けにくい、呼吸が苦しい
次のような時は、すぐに救急の受診が必要です。
- つばが飲み込めず口からこぼれる
- 息がしにくい、息をする時にのどがぜーぜー鳴る
当院で行う検査
のどの様子や症状をうかがいます。
溶連菌が疑われる時は、のどの液で迅速検査を行います。
治療
溶連菌感染症には、抗菌薬(抗生物質)を使います。症状が軽くなっても、処方された日数を飲み切ることが大切です
熱やのどの痛みには、痛みや熱を抑えるお薬を合わせて使います。
治った後しばらくしてから、腎臓の炎症などが起こることがあるとされています。
治療の後に尿の色が濃い、むくみが出るなどの変化があれば、ご相談ください。
よくある質問
Q. 大人も溶連菌にかかりますか?
A. かかります。子どもに多い病気ですが、大人もかかります。
Q. 熱が下がったら薬をやめてもいいですか?
A. 処方された日数を飲み切ってください。途中でやめると、菌が残ってぶり返したり、後から別の病気につながったりすることがあるとされています。
Q. 子どもも診てもらえますか?
A. 当院は小児科ではないため、お子さまの受診は原則としてお受けしていません。お子さまの症状は、かかりつけの小児科にご相談ください。