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メディカルダイエットの薬物療法|GLP-1・マンジャロ・リベルサスを医師が解説

食事・運動を続けやすくするための選択肢です

メディカルダイエットにおける薬物療法は、「薬だけで痩せる」ためのものではありません。
体重管理の基本は、食事・生活習慣・運動です。

ただし、食欲をコントロールしにくい、血糖の変動が大きい、食事や運動だけでは体重が落ちにくい、リバウンドを繰り返しているといった場合には、薬物療法が選択肢になることがあります。

池尻大橋せらクリニックでは、医師が体重、体脂肪、筋肉量、血糖値、肝機能、腎機能、既往歴、内服薬などを確認したうえで、必要に応じて薬物療法を提案します。

当院で扱う主な薬剤

当院のメディカルダイエットでは、主に以下の薬剤を扱っています。

・ルセフィ(SGLT2阻害薬)
・リベルサス(GLP-1受容体作動薬)
・マンジャロ(GIP/GLP-1受容体作動薬)

薬剤ごとに作用や注意点が異なるため、体の状態や目的に合わせて医師が判断します。

ルセフィ

ルセフィは、SGLT2阻害薬という種類の内服薬です。
腎臓で糖が再吸収されるのを抑え、余分な糖を尿中に排泄しやすくする薬です。

体重減少に関しては、尿と一緒に糖を外へ出すことで、エネルギーを体外に逃がすことが主な仕組みです。
食欲を直接抑える薬ではありませんが、血糖値が高めの方では、血糖の改善とともに体重減少がみられることがあります。

このような方で検討します

・血糖値が高めの方
・食欲抑制薬よりも、血糖や代謝面から体重管理を考えたい方
・内服薬で治療したい方

注意点

糖が尿に出るため、尿量が増えたり、のどが渇いたりすることがあります。
また、脱水、尿路感染、性器感染、血中ケトン体増加、ケトアシドーシスなどに注意が必要です。特に、極端な糖質制限をしている方、食事量が少ない方、脱水になりやすい方では慎重に判断します。

リベルサス

リベルサスは、GLP-1受容体作動薬という種類の内服薬です。
GLP-1は、食後に腸から分泌されるホルモンの一つで、血糖値に応じたインスリン分泌を助けるほか、胃の動きをゆるやかにしたり、食欲に関わる働きがあります。

体重減少に対しては、主に食欲が落ち着きやすくなること、食事量を減らしやすくなることが関係します。
「間食が多い」「食事量を減らしたいが空腹感がつらい」「食欲のコントロールが難い」という方で選択肢になります。

リベルサスは1日1回の内服薬です。起床後、空腹の状態で少量の水と一緒に服用し、その後しばらく飲食や他の薬の内服を避ける必要があります。服用方法が効果に影響しやすい薬です。

このような方で検討します

・食欲をコントロールしにくい方
・食事量を無理なく減らしたい方
・注射ではなく内服薬を希望する方
・血糖値が高めの方
・マンジャロほど強い治療ではなく、内服から始めたい方

注意点

主な副作用は、吐き気、下痢、便秘、腹部不快感などの胃腸症状です。
また、低血糖、急性膵炎、胆のう炎、胆管炎、イレウスなどに注意が必要です。

マンジャロ

マンジャロは、GIP/GLP-1受容体作動薬という種類の週1回の注射薬です。
GLP-1受容体だけでなく、GIP受容体にも作用する点が、リベルサスとの大きな違いです。

体重減少に対しては、食欲のコントロール、食事量の低下、血糖改善、代謝への作用などが関係します。

リベルサスよりも体重減少効果が強く出やすいですが、注射製剤のためご自身で注射をおこなっていただく必要があります。

このような方で検討します

・食欲のコントロールが難しい方
・内服薬では十分な効果が得られにくい方
・よりしっかり体重を減らしたい方
・血糖値が高めの方
・週1回の注射で治療したい方

注意点

主な副作用は、悪心、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、消化不良、食欲減退などです。
そのほか、低血糖、急性膵炎、胆のう炎、イレウス、注射部位反応などにも注意が必要です。

食欲が落ちることで体重は減りやすくなりますが、食事量が極端に少なくなると、筋肉量の低下や栄養不足につながることがあります。体重だけでなく、筋肉量、食事内容、体調を確認しながら進めることが大切です。

薬物療法で大切なこと

薬物療法を行う場合でも、食事や生活習慣の見直しは必要です。

薬によって食欲や血糖のコントロールがしやすくなることはありますが、食事内容が大きく乱れていたり、筋肉量が低下したりすると、十分な効果が得られにくく、リバウンドの原因にもなります。

特にGLP-1受容体作動薬やGIP/GLP-1受容体作動薬では、食事量が減る一方で、たんぱく質摂取や筋力維持が不十分になると、筋肉量が落ちてしまうことがあります。

当院では、必要に応じて理学療法士による運動プログラムも組み合わせ、体重だけでなく、筋肉量や体調を確認しながら進めていきます。

自由診療について

医学的に必要な検査や、糖尿病、脂質異常症、脂肪肝、甲状腺疾患などの診療は、保険診療で対応できる場合があります。

一方で、ルセフィ、リベルサス、マンジャロはいずれも国内で2型糖尿病に対して承認されている薬剤であり、減量目的で使用する場合は、自由診療となります。

自由診療として処方する場合の1か月分の費用は以下の通りです。

GLP-1内服(リベルサス3mg)9,800円(税込)
GLP-1内服(リベルサス7mg)19.800円(税込)
GLP-1内服(リベルサス14mg)29,800円(税込)
GIP・GLP-1注射(マンジャロ2.5mg)22,000円(税込)
GIP・GLP-1注射(マンジャロ5mg)44,000円(税込)
GIP・GLP-1注射(マンジャロ7.5mg)66,000円(税込)
SGLT2阻害薬(ルセフィ2.5mg)11,000円(税込)

まずは医師にご相談ください

メディカルダイエットの薬物療法は、体質や持病、血液検査の結果、生活スタイルによって適した薬が異なります。

「どの薬が一番痩せるか」ではなく、
「自分の体の状態に合っているか」
「安全に続けられるか」
「食事や運動と組み合わせてリバウンドを防げるか」
を考えることが大切です。

池尻大橋せらクリニックでは、医師が医学的に評価したうえで、必要に応じて薬物療法、食事・生活習慣の見直し、運動プログラムを組み合わせて提案します。

自己流のダイエットでうまくいかない方、食欲のコントロールが難しい方、健康診断で血糖値や脂質、肝機能異常を指摘された方は、WEB予約の「メディカルダイエット」より、お気軽にご相談ください。
リハビリや、他の診察のついでにお声がけいただいても結構です。

よくあるご質問(Q&A)

Q. 薬を使えば、食事や運動をしなくても痩せますか?
A. 薬によって食欲が落ち着いたり、体重が減りやすくなることはあります。
ただし、食事内容や生活習慣、筋肉量の維持も大切です。

Q. どれくらいの期間で効果が出ますか?
A. 個人差はありますが、数週間で体重や食欲の変化を感じる方が多いです。
リベルサスやマンジャロでは、少量から開始して段階的に調整するため、効果を確認しながら進めます。
短期間で急激に落とすのではなく、安全に続けられるペースを重視します。

Q. どれくらいの期間続ける必要がありますか?
A. 目標体重、体調、薬の効果、副作用、生活習慣の変化によって異なります。
数か月単位で経過を見ながら、継続・減量・中止を相談していきます。
薬を使っている間に、食事や運動習慣を整えることが大切です。

Q. 薬物療法は安全ですか?
A. 医師が診察・検査を行い、持病、内服薬、血糖値、肝機能、腎機能などを確認したうえで使用します。
ただし、どの薬にも副作用があります。
リベルサスやマンジャロでは吐き気、便秘、下痢など、ルセフィでは脱水や尿路感染などに注意が必要です。
体質や持病によっては使用できない場合もあります。

Q. 薬をやめるとリバウンドしますか?
薬を中止したあとに食欲や食事量が戻ると、体重が再び増えることがあります。
そのため、体重が減った後にすぐに薬をやめるよりは体重を維持できるように少しずつ減らしていくことをお勧めしています。
また、薬を使っている間に、食事内容、生活リズム、運動習慣を整えておくことが大切です。

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