健康診断でC判定(要再検査)と書かれると、「まだ軽い異常かな」と思ってしまう方もいるかもしれません。
ただ、C判定は多くの場合、すでに正常といえる範囲を超えている異常があり、再評価が必要な状態です。
大切なのは、C判定は
「すぐに薬が必要とまでは限らないが、何もせず様子を見るだけでよい段階ではない」
ということです。
実際には、
- 生活習慣の見直しが必要になることが多い
- 本当に治療が必要な状態かを確認する必要がある
- 放置すると次回健診でさらに悪化することがある
といった意味を持っています。
つまりC判定は、異常をきちんと受け止めて、再検査や受診につなげるべきサインです。
C判定は「ただ様子を見る」ではない
「要再検査」と聞くと、「少しずれていただけだから、もう一度測ればよいのかな」と考える方もいます。
もちろん一時的な変動を確認する意味はありますが、C判定はそれだけではありません。
C判定では、
- すでに異常値が出ている
- 一時的な変化か、病気の始まりかを確認したい
- 生活習慣の改善が必要なことが多い
という背景があります。
そのため、薬物治療の一歩手前かもしれないが、何もしないで待つ段階ではないと考えるのが大切です。
食事、体重、運動、飲酒、睡眠などを見直しながら、再検査や受診につなげることが重要です。
C判定で多い異常と、その意味
C判定でよくみられるのは、血糖、血圧、脂質、肝機能、尿検査の異常です。
日本人間ドック・予防医療学会の基準でC判定となる数値をもとに、その意味を解説します。
- 血糖・HbA1c
空腹時血糖110〜125、HbA1c 6.0〜6.4は、糖尿病予備群〜初期糖代謝異常を考える範囲です。放置すると糖尿病へ進むことがあります。 - 血圧
140〜159/90〜99は、すでに高血圧の領域です。症状がなくても、長く続けば脳卒中や心不全、腎機能低下のリスクになります。 - 脂質
LDLコレステロール140〜179、中性脂肪300〜499、HDLコレステロール30〜39は、動脈硬化リスクを高める数値です。心筋梗塞や脳梗塞につながることがあります。 - 肝機能
AST 36〜50、ALT 41〜50、γGT 81〜100は、脂肪肝や飲酒、肝障害などを考える範囲です。「少し高いだけ」と見過ごさないことが大切です。
このようにC判定は、症状がなくても将来の病気につながるサインであることが少なくありません。
C判定を放置するとどうなる?
C判定の異常は、自覚症状がないため後回しにされがちです。
しかし、放置すると
- 次回健診でさらに悪化する
- D判定になって治療が必要になる
- 生活習慣病として定着する
といったことがあります。
逆に、この段階で見直せば、生活習慣の改善だけで数値がよくなることもあるのがC判定の重要なポイントです。
C判定といわれたらどうする?
結果を見たら、次の3つを意識してください。
- 異常は異常として受け止める
- 生活習慣の見直しを始める
- 健診結果を持って医療機関で相談する
大切なのは、再検査を受けること自体よりも、異常の原因を確認して必要な介入につなげることです。
池尻大橋せらクリニックで相談できること
池尻大橋せらクリニックでは、定期健診・雇入健診に対応しているだけでなく、健診で異常を指摘されたあとの再検査・精密検査・診療まで院内で対応しています。
また、糖尿病・内分泌内科や一般内科を掲げており、糖尿病、高血圧、脂質異常症など生活習慣病の診療に対応しています。C判定でよくみられる血糖、血圧、脂質、肝機能異常の相談先としてつながりやすい体制です。
まとめ
健康診断のC判定は、正常ではなく、再評価と生活習慣の見直しが必要な状態です。
- まだ薬が必要と決まったわけではない
- でも、ただ様子を見るだけでよい段階ではない
- 今のうちに介入することで、将来の病気を防げる可能性がある
こう考えるのが大切です。
血糖、血圧、コレステロール、肝機能などでC判定を受けた方は、結果票を持って早めに相談してみてください。池尻大橋せらクリニックでは、健診後の再検査から診療まで一貫して対応しています。
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