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喘息・COPDについて

・喘息 COPDはどんな病気?

喘息(気管支喘息)は空気の通り道である気管支が慢性的に炎症を起こし、狭くなる病気です。
炎症を起こした気道は敏感になっており、何らかの刺激により発作的に気道が狭くなり、呼吸のときに喘鳴や息苦しさがでます(喘息発作)。
炎症の原因はもともとの体質に加えて、ダニやハウスダウト、カビなどのアレルギーが関与していることが多いですが、原因がはっきりしないこともあります。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)は主に喫煙が原因でおこる病気で、長年の刺激により気道が炎症を起こし、また肺の中の小さな袋である肺胞が破壊されて肺気腫という状態になります。
気道の炎症により咳や痰が増えたり、空気の通り道が狭くなったりします。また肺胞が破壊されることで酸素が十分にとりこめなくなります。

・喘息 COPDの症状は?

気管支喘息では発作的に喘鳴がでます。これは呼吸のときにゼーゼー、ヒューヒューといった音がでるようになる症状です。
そのほかにも息苦しさや、咳、痰などの症状がでます。発作がないときには症状がないことが多いですが、重症の喘息の場合には日常的にこれらの症状が出ることもあります。

COPDでは慢性的に咳や痰がでる、少し体を動かしただけで息苦しくなる、喘鳴がするといった症状がみられます。

・喘息 COPDを疑ったときはどんな検査を行う?

気管支喘息とCOPDの共通点は気道が狭くなるという点で、これを調べるためにスパイロメトリーという肺機能検査を行います。
スパイロメトリーでは様々な項目の測定が可能ですが、中でもどれくらい勢いよく空気を吐き出せているかを調べてこれが低下している場合には気道が狭くなっていると判定します。

気管支喘息では気道の気管支を広げる薬を吸入したあとに再度肺機能検査をおこなって空気の流れがよくなっているかを確認します。
発作がない状態では肺機能は正常のこともあります。またそれ以外にアレルギー体質やそれに関連した異常がみられないかを調べるために、血液検査や痰の検査を行います。
また喘息以外の肺の病気が隠れていないかを調べるために必要に応じてレントゲン検査を行います。

COPDではスパイロメトリーの他に、レントゲン検査や胸部CT検査で肺気腫がないかを調べます。

・喘息 COPDの治療は?

気管支喘息の治療は大きく分けて、発作を予防するための治療と、発作時の治療があります。
予防のための治療の中心はステロイドの吸入薬です。ステロイド薬の主な役割は炎症を抑えることで、様々な種類があるため症状に応じて患者さんに最適なものを選択します。

吸入ステロイドのみで症状が十分に予防できない場合には、気管支を広げる薬(気管支拡張薬)やアレルギーを抑える薬を併用します。
発作を予防するためには症状がよくなったからといって自己判断で治療を中断せずにしっかりと継続することが重要です。
一方で発作が起きてしまった場合は用いる薬が異なり、即効性のある気管支拡張薬や、症状に応じて点滴や内服でステロイド薬を使用します。

重症で呼吸状態が悪い場合には専門施設での治療をご案内します。 COPDの治療で最も重要なのは禁煙です。
破壊された肺を回復させることはできませんが禁煙により更なる悪化を予防する必要があります。

また息切れなどの自覚症状の改善のために気管支拡張薬を用います。
酸素の取り込みが落ちてしまっているケースでは在宅酸素療法といって日常的に酸素を吸う治療を行い呼吸をサポートすることで生活の質の改善を図ります。

・池尻大橋せらクリニックで行える喘息 COPDの検査や治療は?

当クリニックは整形外科・内科・スポーツ医学を専門としており、様々な検査や治療を行うことができます。

当クリニックで行える喘息 COPDの検査や治療は以下の通りです。

検査:血液検査、喀痰検査、レントゲン検査
治療:吸入薬・内服薬の処方

At our clinic, we provide careful care and a peaceful environment,
We are committed to alleviating your concerns and supporting the improvement of your health.

Please feel free to take a walk and consult with us at our clinic.

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