毎年、春先になるとつらくなる「花粉症」。
実は症状が本格化する前から治療を始めることで、シーズン中のつらさを軽減できることをご存じでしょうか。
◆花粉症とは?
花粉症は、スギやヒノキなどの花粉が原因で起こる季節性アレルギー疾患です。
鼻水・くしゃみ・鼻づまりといった鼻の症状や、目のかゆみ・充血などが代表的で、「アレルギー性鼻炎」「アレルギー性結膜炎」とも呼ばれます。
日本では、花粉症の原因の約7割がスギ花粉とされており、
そのほかにもヒノキ、シラカンバ、イネ科、ブタクサなどが原因となることがあります。
花粉が体に入ると、体はこれを異物と認識し、
ヒスタミンなどの物質が放出されることで、くしゃみ・鼻水・目のかゆみといった症状が起こります。
◆こんな症状はありませんか?
- 透明な鼻水、くしゃみが止まらない
- 鼻づまりで寝苦しい
- 目のかゆみ、充血
- のどの違和感、咳
- だるさ、集中力の低下
症状が強い場合には、日常生活の質(QOL)が大きく下がってしまうこともあります。
◆花粉症が疑われる場合の検査
花粉の飛ぶ時期に毎年同じような症状が出る場合、花粉症が疑われます。
原因を詳しく調べるために、血液検査(特異的IgE抗体検査)を行うことがあります。
この検査では、スギやヒノキなど、さまざまなアレルゲンに対する反応を調べることができます。
ただし、検査結果だけでなく、症状や経過をあわせて総合的に判断することが大切です。
◆花粉症の治療について
ー花粉症の治療には、大きく分けて2つあります。
① 症状を抑える治療
- 抗ヒスタミン薬(飲み薬)
- 点鼻薬、点眼薬
- 症状が強い場合はステロイド薬
症状や生活スタイルに合わせて組み合わせて使用します。
② アレルギーそのものに働きかける治療
アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法)は、アレルギーの原因となる物質に少しずつ体を慣らしていく治療法です。
現在、アレルギー体質の改善が期待できる治療法として注目されています。
◆日常生活でできる対策も大切です
- 花粉の多い日は外出を控える
- 帰宅時は衣類についた花粉を落とす
- 室内のこまめな掃除、空気清浄機の使用
治療と生活対策を組み合わせることで、症状をより抑えることができます。
◆当院で行える花粉症の検査・治療
池尻大橋せらクリニックでは、花粉症に対して以下の対応が可能です。
検査
・血液検査(アレルギー検査)
治療
・内服薬、点鼻薬、点眼薬の処方
・アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法)
「今年は早めに対策したい」
「毎年同じ症状で困っている」
そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください。
