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肩こりは“我慢するもの”ではありません

〜肩こりの原因と当院での検査・治療について〜

「肩が重だるい」「首から肩にかけて張ってつらい」「夕方になるとズーンと痛くなる」──
こうした症状、いわゆる“肩こり”は、日常的に多くの方が感じている不調の一つです。中には「肩こりは持病だから」と半ば諦めてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、肩こりは日常の生活習慣や姿勢に関係する“機能的なもの”から、病気が原因となる“器質的なもの”まで、さまざまな背景がある症状です。適切に評価し、原因に合った対応をすることで、驚くほど改善するケースも多くあります。

今回は、肩こりの原因と治療法、そして池尻大橋せらクリニックで行えるサポートについてご紹介します。

【肩こりの主な原因】

肩こりとは、首から肩、背中にかけての張りや痛み、重だるさなどの不快感の総称です。大きく分けて以下の2つのタイプがあります。

■ 機能的肩こり(原因疾患のないタイプ)

日常生活における姿勢の悪さや筋肉の疲労、血流の悪化が原因で起こる肩こりです。以下のような要因が挙げられます:

  • パソコン作業やスマホ操作などの長時間同じ姿勢
  • 運動不足や筋力低下
  • 眼精疲労ストレスによる自律神経の乱れ
  • 冷えによる血行不良

主に首から肩甲骨周囲にかけて分布する「僧帽筋(そうぼうきん)」という大きな筋肉がこわばり、血流が滞ることで痛みや違和感が生じます。

■ 器質的肩こり(原因疾患のあるタイプ)

肩こりの中には、整形外科的な疾患や内臓疾患が原因となっているケースもあります。代表的なものは以下の通りです:

  • 頸椎症・椎間板ヘルニアなどの首の骨や神経の異常
  • 肩関節周囲炎(五十肩)や腱板損傷などの肩の疾患
  • 心疾患(狭心症など)や消化器疾患(胃潰瘍など)が“肩こり様症状”として現れることも

単なる筋肉疲労と思っていた肩こりが、実は別の疾患のサインであることもあるため、注意が必要です。

【注意が必要な肩こりのサイン】

以下のような症状がある場合には、重篤な疾患が隠れている可能性がありますので、早めの受診をおすすめします。

  • 動いていない時にも痛みが続く
  • 肩だけでなく腕や手足にしびれや脱力がある
  • 胸の痛みや息苦しさを伴う(心臓疾患の可能性)
  • 肩こりの性質が急に変化した・どんどん悪化している

特に「いつもと違う痛み」を感じた場合には、放置せず医療機関での診察を受けましょう。

【池尻大橋せらクリニックで行う検査と治療】

当クリニックでは、肩こりの原因を正確に見極めることを大切にしています。以下のような流れで診療を行っています。

■ 検査

  • 身体診察(筋肉の緊張や神経の状態を確認)
  • レントゲン検査:頸椎や肩関節の異常を確認
  • 超音波(エコー)検査:肩周囲の筋や腱の状態をリアルタイムで評価
  • 必要に応じて、血液検査やMRI検査も行います

■ 治療

  • 理学療法士による運動療法・ストレッチ指導
  • 生活環境の調整のアドバイス(姿勢・作業姿勢・運動習慣など)
  • 湿布薬・内服薬の処方(消炎鎮痛薬・筋弛緩薬)
  • 局所へのブロック注射やトリガーポイント注射

また、肩こりの再発を防ぐためには、仕事や家事の合間に定期的に姿勢を変える・適度な運動や体操を継続することが大切です。当院ではそうした日常ケアについてもアドバイスいたします。

【まとめ】

肩こりは“仕方のないもの”と諦められがちですが、原因を正しく把握し、適切に対処することで改善できる症状です。特に、肩こりが長引いていたり、いつもと違う違和感を感じている場合には、放置せず一度医療機関での評価を受けることをおすすめします。

当院では、機能的・器質的どちらの肩こりにも対応した評価と治療を提供しています。
「つらいけれど、どこに相談していいかわからない…」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

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