― 内科疾患と運動療法の新常識 ―
「糖尿病だけど、運動しても大丈夫?」
「高血圧だから安静が第一なのでは?」
「がん治療中に動くのは不安…」
「透析しているけれど、体力を落としたくない」
こうしたお悩みに対して、近年では「正しく評価された上での運動は、むしろ健康回復に寄与する」という考え方が主流になってきました。
池尻大橋せらクリニックでは、糖尿病・高血圧・がんの方まで、幅広い内科疾患に対して、安全に行える運動療法を提供しています。
今回は、当クリニックが大切にしている運動療法の考え方をご紹介します。
【なぜ“病気があっても運動”が必要なのか?】
運動は、薬では得られない以下のような効果があります:
- インスリン抵抗性の改善(血糖値コントロール)
- 血圧の安定、心血管リスクの低下
- 骨・筋肉量の維持と転倒予防
- うつ症状や不安感の軽減
- 免疫力・睡眠の質の向上
- がんの再発予防や、治療中のQOL(生活の質)維持
つまり、「治療の一環としての運動」という位置づけが、いま医療現場で強く求められているのです。
【当クリニックの運動療法は“安全性の評価”からスタート】
当クリニックでは、運動を始めるにあたり、まず以下のようなリスク評価を徹底しています:
- 負荷心電図検査:心筋虚血や不整脈の有無を確認
- 眼底検査(糖尿病性網膜症の有無)
- 血液検査(HbA1c・腎機能・電解質・炎症マーカーなど)
- 問診・ACSMガイドラインに基づいたリスク分類
- 必要に応じて医師による生活指導・薬剤調整
これにより、「どの強度までの運動が安全か」「合併症の影響はないか」を明確にしたうえで、運動プログラムを個別に設計します。
【疾患別:当クリニックの運動療法の考え方】
■ 糖尿病
- 有酸素運動(速歩・自転車など)+レジスタンス運動(スクワットなど)の併用が推奨
- 食後1〜2時間に運動することで血糖コントロールが最適化
- 低血糖リスクがある薬剤使用者には、血糖自己測定やCGM(リブレ)を併用
■ 高血圧
- 最大心拍数の60〜70%程度の有酸素運動が中心
- 強い息こらえ(バルサルバ動作)や高負荷の筋トレは原則回避
- 血圧や脈拍のリアルタイムモニタリングを行いながら指導
■ がん(治療中・治療後)
- 疲労軽減、筋力維持、再発リスク低下のエビデンスあり
- 抗がん剤や放射線治療の副作用に応じた内容に調整
- 医師・理学療法士が協力し、体調に応じて負荷を調整
【当クリニックの運動療法の特徴】
- 医師の評価に基づいた個別プログラム設計
- 理学療法士が週1〜2回の運動療法をサポート(20分の指導+20分の有酸素運動)
- 自費・保険診療ともに対応
- 月1回の再診・体組成測定・目標の見直し
- オプションでリブレ(血糖センサー)やサプリ指導、栄養相談も可能
また、初回時には目標設定シートを使って、「なぜ動くのか」「どこを目指すのか」を一緒に考えることを大切にしています。
【まとめ】
病気があっても、「正しく評価され、安全な環境で、個別に行う運動」は、治療そのものです。
「不安で動けなかった」から「動いてよかった」と感じられるサポートを、池尻大橋せらクリニックでは提供しています。
運動療法や減量を始めてみたい方、健康維持の一歩を踏み出したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
“動きながら治す”医療を、私たちが支えます。