〜池尻大橋せらクリニックが大切にする成長促進のための運動療法〜
「よく動いているのに、なかなか身長が伸びない」
「運動をすれば成長ホルモンが出ると聞いたけど、どんな運動が良いの?」
「姿勢が悪くて、成長に影響があるのでは…?」
そんな疑問に対して、当院の成長促進外来では「成長を引き出すための運動療法」に力を入れています。
ただ運動すればいいわけではなく、正しいタイミング・内容・頻度で行うことが大切です。
【運動は“成長ホルモン”を引き出すスイッチ】
成長ホルモンは、主に睡眠中に分泌されますが、実は運動によっても一時的に分泌量が増加します。特に、「骨や筋肉に適度な負荷がかかる全身運動」を行うと、IGF-1(インスリン様成長因子)も活性化され、骨端線への刺激が強くなるといわれています。
【成長を促す運動のポイント】
当クリニックでは次の3つの観点から運動療法を構築しています:
- 骨端に適度な刺激を与える(ジャンプ・走るなど)
- 姿勢を整え、背骨の可動性を確保する(体幹トレーニング)
- 呼吸・柔軟性・自律神経の調整を含める(ストレッチ・ブリッジなど)
この中でも特に重要視しているのが、「椎体(背骨)をしなやかに動かす練習」です。
【ブリッジ運動は“全身の成長刺激”】
当クリニックでは、特にブリッジ運動を推奨しています。理由は明確です。
- 頭から骨盤にかけてすべての椎体関節が動く
- 肩甲帯や骨盤の安定性を鍛える
- 姿勢筋(背筋・腹筋)の協調性が高まる
- 背中が丸まった「猫背」傾向の改善につながる
- 成長期に多い腰椎前弯不足の改善にも効果的
ブリッジは一見すると難しい動作ですが、段階的に練習することで多くのお子さんができるようになります。
呼吸を止めずに、1回10秒程度を3セットからスタートし、無理のない範囲で継続することがポイントです。
【こんな運動もおすすめです】
- 縄跳びや軽いランニング:骨に縦方向の刺激を加える
- スキップやラダー運動:敏捷性とリズム感を養う
- スクワットやランジ:下肢の筋力を安全に強化
- バランストレーニング:成長期の姿勢制御力アップ
- 寝る前のストレッチ:副交感神経を高め、睡眠の質を向上
これらの運動を週2〜3回、20〜30分程度取り入れることで、身体の基礎的な成長環境が整っていきます。
【過度な運動や競技は注意が必要】
一方で、成長期には「やりすぎ」も問題になります。
- 過度なウエイトトレーニング
- 偏った動作(投球・ジャンプの繰り返し)
- 過剰なダイエットやエネルギー不足
こうした習慣は、成長ホルモンの分泌を妨げたり、骨端線への障害を引き起こすことがあります。
特に中学生以降で部活動をしているお子さまでは、「疲れすぎて寝られない」「エネルギー摂取が追いついていない」といった問題が隠れていることもあります。
【池尻大橋せらクリニックで行っている運動療法の取り組み】
当クリニックでは、医師と理学療法士が連携し、以下のような運動指導を行っています:
- 成長評価(骨年齢・ホルモン)に基づくオーダーメイドプログラム
- 姿勢評価、柔軟性チェック、運動発達評価
- ブリッジをはじめとする自宅トレーニングの指導
- 月1回の再評価と運動メニューの見直し
ご希望の方には体力測定や足圧分析、IMUセンサーを用いた姿勢・動作解析も行い、より精密な運動評価を実施することも可能です。
【まとめ】
運動は、成長ホルモンを引き出すだけでなく、姿勢・柔軟性・睡眠といった“成長に必要な土台”を整えるための最良の手段です。
お子さんの身長や体力に不安がある方、スポーツと成長の両立が心配な方も、まずはお気軽にご相談ください。