― スポーツ整形外科外来でできること ―
池尻大橋せらクリニックでは、スポーツに取り組む学生や競技者を対象としたスポーツ整形外科外来を開設しています。
ケガの診断と治療だけでなく、「なぜその部位に負担がかかったのか」「どうすれば再発を防げるか」を重視し、医師と理学療法士が連携して保存療法やリハビリ指導を行っています。
【1. 野球肘・野球肩】
― 投球障害の早期発見と「投げられる体づくり」 ―
成長期の野球選手に多い野球肘・野球肩は、使いすぎやフォーム不良により、関節や骨、靱帯に過剰な負荷がかかって生じます。特に中学生〜高校生では、骨端線(成長板)の損傷が生じやすく、無理を続けると将来的な機能障害につながることもあります。
■ 当クリニックの対応:
- レントゲン・エコーによる骨端・靱帯の評価
- 患部の安静+フォーム・動作分析を用いた運動療法
- 肩甲帯・体幹・股関節の連動性改善
- 投球復帰プログラム(段階的投球再開指導)
肘や肩の痛みがある場合は、まず“投げない判断”をすることが最大の予防です。そのうえで、肩や股関節の柔軟性、体幹の安定性、スローイングフォームを総合的に見直します。
【2. 腰椎分離症】
― 成長期アスリートに多い腰痛の原因 ―
野球・サッカー・バレーボールなどで繰り返しのジャンプや体幹回旋動作を行う競技者に多く見られます。腰椎の後方部分(椎弓)に疲労骨折が生じる状態で、早期発見・固定・姿勢改善が極めて重要です。
■ 当クリニックの対応:
- レントゲン、必要に応じてMRIで骨折の有無を確認
- 安静・固定を行いながら、体幹や股関節の安定性改善トレーニングを並行
- 骨癒合が得られた後は、競技復帰のための段階的運動プログラムを実施
ブリッジやプランクを含む体幹の機能的な強化を中心に、痛みの再発防止を重視しています。
【3. 前十字靭帯損傷(ACL)術後リハビリ】
― スポーツ復帰後の「再受傷予防」までが治療 ―
ACL損傷後、手術を受けて終わりではありません。再断裂率は若年層で10%前後と高く、復帰後の運動療法が極めて重要です。
特に競技復帰を希望する選手に対しては、「元通り動けること」と「再発しない体づくり」の両方を実現することが求められます。
■ 当クリニックの対応:
- 術後6ヶ月〜12ヶ月にわたる段階的リハビリプラン
- 関節可動域・筋力・神経筋制御(バランス感覚)の回復
- IMUセンサーや映像解析による動作分析(片脚スクワット、ジャンプ動作など)
- スポーツ復帰可否の最終判断サポート(再断裂リスク評価)
ACL術後の患者さんに対しては、「走る→ジャンプする→止まる→方向転換する」という一連の動作を、正しく再習得することを目標にしています。
【池尻大橋せらクリニックの特徴】
- 医師+理学療法士のチームによる評価と運動指導
- 投球障害や腰痛に対するエコーガイド下診断+運動療法
- ACL術後などの中〜長期リハビリ対応(※他院手術後の受け入れも可能)
- 必要に応じてリブレ・足圧計・IMU・体組成計などを用いた動作や代謝の多面的評価
運動療法や保存療法の知識はもちろん、「なぜ痛くなったか」「次に痛めないために何をするか」まで踏み込んだアプローチを行っています。
【まとめ】
スポーツによるケガや障害は、正確な診断と適切な運動療法で、将来のパフォーマンスを守ることができます。
特に成長期の競技者では、成長板の存在を考慮しながら「動作の癖」や「姿勢」を整えることで、再発予防にもつながります。
競技を続けながらケガを治したい、復帰後の再発が怖い――
そんなときは、ぜひ一度当院のスポーツ整形外科外来へご相談ください。
“競技人生を守る”治療とサポートを提供します。