― 近視予防と眼底検査を通じて視機能の健康を支える ―
最近、お子さんの視力低下に悩むご家庭がとても増えています。
「いつの間にか黒板の文字が見えにくくなっていた」
「スマホやタブレットの時間が長くなってから、目が疲れるようになった」
そんな声をよく耳にします。
近年、子どもの近視(視力1.0未満)の割合は急増中であり、
文部科学省の調査でも明らかなように、近視は「現代社会が生んだ生活習慣病」とも言える状態になりつつあります。
池尻大橋せらクリニックでは、子どもたちの大切な視機能を守るために、近視の予防と進行抑制に力を入れています。
さらに、糖尿病の運動療法を安全に行うための眼底検査も対応可能な、数少ないクリニックとして、視機能と全身の健康を一体的に管理しています。
■ 子どもの近視、何がいけないの?
近視とは、光が網膜よりも手前で焦点を結んでしまい、遠くがぼやけて見える状態です。
一度近視が進行すると、その原因となる**「眼軸長の伸び(=目の奥行きが伸びる)」は元に戻りません**。
そしてこの「眼軸長が伸びた状態」が続くと、以下のような将来的な目の病気のリスクが高まります:
- 緑内障
- 網膜剥離
- 黄斑部の出血・変性
- 強度近視性の眼底変化
つまり、「眼鏡をかければいい」では済まない将来の視力障害につながる可能性があるのです。
■ なぜ今、近視が増えているのか?
近視の進行には、遺伝と環境の両方が関与していますが、
現在の急増の主な原因は環境要因、つまり「現代の生活スタイル」です。
- 外で遊ぶ時間が減った
- スマホやタブレットを見る時間が増えた
- 勉強や読書の姿勢が近すぎる、時間が長い
こうした“近くを見る時間が長く、屋外活動が少ない”生活習慣が、子どもの目に悪影響を及ぼしています。
■ 近視進行を遅らせる3つの対策
当クリニックでは、科学的根拠に基づいた以下の対策を行っています。
① 低濃度アトロピン点眼(0.025%)
1日1回の点眼で、近視の進行を約43%抑制できるとする研究報告があります。
当院では副作用のチェックも含めて、Smart Eye Camera(SEC)による目の観察を行い、
安全に継続できるようサポートしています。
点眼薬は定期的に当院で購入いただけ、3か月ごとのフォローアップで進行状況を確認します。
② オルソケラトロジー(夜間装着型のコンタクト)
寝ている間に特殊なコンタクトレンズを装着し、角膜の形を整えることで日中の視力を保つ方法です。
特に眼鏡に抵抗があるお子さんや、スポーツをしている子に人気です。
※当クリニックでは導入をご希望の方に、眼科専門医との連携体制をご案内します。
③ 日常生活の改善
- 1日2時間以上の屋外活動
- 勉強やスマホは30~40分ごとに休憩
- 顔から30cm以上離して作業する
こうした日常の小さな工夫が、目の健康を長く守るためには非常に重要です。
■ 視力だけじゃない、網膜を守るための眼底検査
池尻大橋せらクリニックでは、近視のチェックだけでなく、眼底検査もクリニック内で対応可能です。
特に重要なのが、糖尿病の方に対する眼底検査です。
糖尿病では、網膜の血管が障害されて出血や浮腫をきたす「糖尿病網膜症」が進行することがあります。
この網膜症の状態によっては、運動療法を行うことで一時的に網膜への血流が増え、悪化するリスクもあります。
当クリニックでは、眼底所見を確認し、網膜の状態に応じて運動の強度や内容を調整します。
これは、内科・整形外科・リハビリを一体で扱う当クリニックだからこそ実現できる、安全性と効果の両立した運動療法の提供です。
■ まとめ:未来の視力を守るのは「今」の選択
近視は、早期発見と予防がカギです。
進行してからでは戻らないからこそ、「今、何をするか」が未来の目の健康を左右します。
池尻大橋せらクリニックでは、
- 非接触・短時間で測定できる視力スクリーニング(Spot Vision Screener)
- 低濃度アトロピン点眼による近視進行抑制
- 眼底検査による網膜の安全管理
- 生活習慣の指導と運動療法の両立
など、視機能と全身の健康をトータルで支える体制を整えています。
「目が悪くなった気がするけど、様子を見ようかな…」
「近視の進行が心配だけど、何をすればいいかわからない」
そんなときは、ぜひ一度「近視外来」や「眼底チェック」をご相談ください。
お子さんの将来の視力、そしてあなたの健康を、一緒に守っていきましょう。
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