設備・治療法・技術
運動施設
私達はケガに対するリハビリテーションだけでなく、生活習慣病に対する運動療法を積極的に行います。運動療法は保険点数になっていませんが、治療の主軸をなすものです。複合的な問題に対して、その方に最も必要な運動療法を医学的な視点から総合的に判断し、運動療法を行っていきます。当クリニックではAI搭載のスミスマシンであるHIGATRECやトップアスリートも用いるワットバイクなどの機器をそろえています。
DEXA
年齢を重ねるごとに骨の強度が弱くなっていきます。骨の強度は骨塩量で評価されますが、当クリニックでは骨塩量を測定するDEXA法の機器を導入しております。骨粗鬆症は骨折してから気が付くことも多く、適切に検査し、治療することが望まれます。
レントゲン室
レントゲン撮影は、X線を用いて身体の内部構造を可視化します。主に肺疾患や骨折などを診断するのに役立ちます。子どもでは手のレントゲン撮影を行うことで、骨年齢を算出することができます。
超音波
超音波検査はレントゲンなどと異なり被曝がなく、関節を動かしながらなど動的観察を行うことができます。当クリニックでは運動器だけでなく肝臓や腎臓などの腹部、甲状腺、頸動脈など幅広く超音波検査を行っております。
光干渉断層血管撮影
OCTA
眼の病気の早期発見には眼底検査が勧められています。生活習慣病と同様に年齢を重ねることで眼の病気にもかかりやすくなりますが、健康診断などで定められているのは視力だけです。特に糖尿病などの方は眼の合併症を生じることもあり眼底検査は厚生労働省からも推奨されている県検査です。当クリニックでは内科や整形外科で受診された方も気軽に検査ができるようにOCTA(OCT angiography)という機器を準備しております。
PHR
Personal health record
PHR(Personal health record)はご本人の医療や介護の記録のことです。自分が飲んでいる薬が何なのか、どういう病状なのか、以前どういった病気になったことがあるのか、こういったことに無関心な方もいますが、自分の身体は自分だけのものです。医療情報は病院や診療所のものではなく、本人のものです。私たちは医療情報が患者さん本人が見ることで理解を深め、日々の健康に活かしてもらいたいと思いPHRの仕組みを導入しています。
メディカルダイエット
健康のためには運動、食事、休養、メンタルが大切であり、私たちは運動療法を積極的に行っていこうとしています。しかし減量には運動だけでなく食事もとても重要になります。日々の摂生で行えれば良いですが、なかなか難しい場合には医療の力で減量することも1つの方法です。
動注治療
近年では痛みに対して様々な方法が行われています。当クリニックでも超音波を使用した注射療法や運動療法など様々な治療を行っています。動注治療はオクノクリニックの奥野先生が開発された治療です。へバーデン結節や足底腱膜炎などの難治性の運動器疾患に著効する可能性があります。
鍼灸治療
身体の特定の部位を刺激するために専用の鍼や灸を用いた治療です。西洋医学だけでは対処できない状態に対して鍼灸治療が有効である場合もあり、現在では世界保健機関(WHO)から様々な症状に効果があると認められています。
筋膜リリース
当クリニックでは超音波機器を用いながら癒着した組織などに対して筋膜リリースを行っています。筋膜リリースにはマッサージのような徒手的なものやストレッチなどで行う方法もありますが、癒着が強い場合には癒着している部位に針を刺し生理食塩水などを投与します。癒着を改善した上でリハビリなどのトレーニングを行います。