休診: 日曜 / 祝日

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糖尿病について

・糖尿病はどんな病気?

糖尿病とは血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなることによってさまざまな合併症を起こす病気です。
血糖値はインスリンという血糖値を下げるホルモンによって通常は低く保たれていますが、
糖尿病はこのインスリンの働きが十分でなくなることによって発症します。

血糖値が高い状態が長期間続くことによって神経や、目の網膜、腎臓などがダメージをうけたり、
心筋梗塞や脳梗塞などの原因になったりします。
また短期間であっても血糖値が非常に高い状態になると昏睡状態になることもあります。

・糖尿病はどんな症状?

血糖値はかなり高くなるまでは症状はないことが多いです。
血糖値がかなり高くなってくると、尿が多くなる、のどが渇く、体重が減るなどの症状がでてきます。

さらに非常に血糖が高い状態になると昏睡状態になることがあります。
実際には症状がなく気づかないうちに糖尿病になっているケースが多いので、
症状がないうちから早めに検査や治療をうけることが重要です。

・糖尿病を疑ったときはどんな検査を行う?

基本となる検査は血液検査です。血糖値を測定するほか、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という数値を測定します。
血糖値は直前の食事や運動などの影響をうけて変動しますが、HbA1cは過去1~2か月の血糖の平均を反映します。

空腹状態での血糖値が126mg/dL以上、HbA1cが6.5%以上で糖尿病と診断されます。

そのほかにも血液検査、尿検査、血圧測定などを行い糖尿病の現在の状態を調べたり、
併存する生活習慣病を調べたりします。

健康診断を受けている場合にはその結果で代用することもあります。
また糖尿病の合併症の検査を定期的に行うことが重要で、網膜の合併症を調べる眼底検査や、
心臓の合併症を調べる心電図検査、動脈硬化の程度を調べる超音波検査などを必要に応じて行います。

・糖尿病の治療は?

治療の目標は合併症を予防することで、血糖値をさげる治療を行います。
目標となるHbA1cは年齢や体の状況によって異なりますが、
比較的若くて元気な方であればHbA1c7%未満を維持することを目指します。

治療は大きくわけて食事療法、運動療法、薬物療法の3つがあります。

食事療法で重要な点は食事全体のエネルギー(カロリー)をコントロールすること、
各栄養素のバランスのよい食事を規則ただしく摂ることです。
栄養指導で実際の食事状況を伺い、個々の生活にあわせた食事を提案します。

運動療法では全身をつかって長時間行う運動(有酸素運動)と
筋肉を鍛える運動(レジスタンス運動)を取り入れることが効果的で、
個々の体力あわせて運動指導を行います。

食事療法、運動療法で十分に血糖値が下がらない場合には薬物療法を行います。
糖尿病の薬には様々な種類があり、患者さんの状態にあわせて最適な薬剤を選択します。

・池尻大橋せらクリニックで行える貧血の検査や治療は?

当クリニックは整形外科・内科・スポーツ医学を専門としており、様々な検査や治療を行うことができます。
特に糖尿病治療は、眼底検査など合併症検査も行えるように設備を整えております。

当クリニックで行える糖尿病の検査や治療は以下の通りです。

検査:血液検査、尿検査、眼底検査、心電図検査、レントゲン検査、超音波検査
治療:栄養指導、運動指導、糖尿病薬の処方

当クリニックでは、丁寧な診療と安らぎのある環境で、
皆さんの不安を軽減し健康増進のサポートを心がけています。

どうぞ、お散歩がてらに、気軽に当クリニックへご相談ください。

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